

こんにちは!ぽちです!
スイミングを習わせている方で、3歳~5歳頃の子がスイミングに行きたくない!といい泣きながら嫌がって行きたがらないケースはあるかと思います。
一度であればその日は辞めて他の日に行く、根気強く説得して連れていくなど対処出来ますが、何週間、何ヵ月もずっとそれが続くとなると保護者側にもかなり精神的負担がかかることかと思います。
このまま続けていいのかとも考えますよね。
実際に働いている中で、レッスン中、絶え間なく泣いている子はいます。
そして泣き止む子もいれば、一時間泣き続けたり嫌がってプールにすら入ろうとしない子もいます。
そんな方々の為に、この記事では嫌がって行きたがらない時の対処法をよくある理由別に紹介し、スイミングが好きになっていく方法も解説します。
家でも出来る方法をご紹介しますので、この記事を最後まで読んで頂ければ、すぐに実践に移して行動が出来ます!
子どもがスイミングを嫌がって行きたがらず困っている人
子どもが行きたがらない時の対処法を知りたい人
余りにも嫌がるので辞めようか迷っている人
嫌がってはいないが対処法と理由を今のうちに抑えておきたい人
それでは解説していきます。
よくあるスイミングを嫌がる理由について
3歳、4歳、5歳の子でスイミングに行きたがらない理由として、まずは実際によくある理由を紹介しますね。
この5つです。特に上2つはよくあります。
それでは順に理由を解説していきます。
水が怖い
水が怖いというのは本当によくある理由の一つです。この場合には大きく分けて2つ考えられます。
小さい子からすると、プールはお風呂のお化けです。
上から見ると子どもの目線からは浅く見えるそうですが、実際は足がつかないほどの深さです。
台が引かれているとはいえ広さ深さも相まって結果的に怖く感じてしまう子もいます。
実際に台の上では平気で泳げるけどレベルが高くなっていき台が無いクラスで泳ぐとなると怖くて泣きだす子もいます。
そもそも水が怖いというのは、水慣れがあまり出来ていない子に多いですね。
お顔付けが出来ない子やお顔付けは出来るけど、1人で浮くのは怖くて出来ないという子もいます。
無理やり行うとトラウマになってしまい余計嫌になることもあるので、これは判断が難しい所です。
ママと離れたくない
ママと離れたくないというのもよくある理由の一つです。
ですが、これはプラスに取るときちんと信頼関係が出来ている証でもあります。
離れたくないと言わないから信頼関係が出来ていないという事では決してないですよ。
この理由の場合、大抵は直ぐに収まります。根気強くいきましょう。
コーチが怖い
これは男のコーチに多いです。
子どもはそれぞれ性格が違うので、コーチと合う合わないは勿論あります。
かといってそこまでこの理由で嫌がることは多く無いですね。
本当にたまにあります。
自分は嫌がられた経験はないですが、あるコーチが嫌でぽちコーチがいいと言われてクラス移動して来た子はいましたね。
苦手な項目がある
この理由は、ロケットが出来ない、ラッコが出来ない、クロールでつまづいてるなどの理由でスイミング自体を嫌になってしまっている状態です。
苦手意識から行きたくなくなってしまうケースです。
意外とラッコ(伏し浮き)が苦手で嫌がる子は多いです。上を向いている状態で顔に水がかかって鼻に入って鼻が痛くなってしまうからです。
クロールも呼吸で苦戦して嫌になってしまう子もいますね。
クロールの泳ぎ方については以下の記事にて解説していますので苦戦している方は参考にしてみて下さい。
機嫌が悪い時
正直、一番厄介なのがその時の機嫌で行きたがらないケースです。
いつもは楽しんでやっているのに、ある日来たらすごい泣いて来るケースです。
一番酷いケースは、来るまでの途中でも駄々をこねて行きたがらないし、着いてから着替えてプールに入るまでもかなりか苦戦して無理やり着替えさせて送り出す。
それだけで親は疲れるはずです。
プールに来ても最初は、やはり入ろうとしませんし入っても上がろうとします。
経験上、理由を聞きながらおもちゃなども使って遊んでいる内に楽しくなってきて、そこからは機嫌よく行うことが多いですw
たまに一時間何もしない子もいます。この場合は、コーチとしてすごく申し訳ない気持ちになりますw
理由別の対処法
それではここからは理由別に対処法を解説していきたいと思います。
全体的にみて言える事は2つあります。
嫌がっていても根気強く通わせましょう。
理由にもよりますが、行っていくうちになおることがほとんどです。
また、嫌がる理由が分かっている場合は、前もって言っておくといいでしょう。
原因追及はコーチの方でも行いますし、初めての子だったら予想は付きます。
ですが、いつもは普通なのにいきなり泣いてきたり嫌がってきたりするとなかなか言ってくれない場合、原因追及に時間がかかってしまい対応が遅れてしまう事もあります。
ですので、前もって言っていただけると対応しやすいです。
それでは順に解説していきます。
水が怖い場合の対処法
先ほども述べたように水を怖がる理由には大きく分けて2つあります。
この2つです。
プールに怖さを感じている場合は、正直の所慣れになります。ですので根気よく通い続けるのが一番です。1ヵ月もあれば慣れるはずです。
水自体が怖い場合は、まずは水慣れから行う必要があります。
お顔を洗ってみたり、頭に水を掛けてあげたりすると徐々に怖さが無くなってきます。
これは、家のお風呂などで行うといいです。ジョウロなどで頭から水を流して上げるとかなり喜びます。
手ですくってかける時にもコツがあります。

オレンジジュースかけてあげるね~
など、「お水かけるよ~」ではなく「〇〇ジュースあげるよ~」といった風に子どもが好きな物に例えてかけてあげると

ねぇ!オレンジジュースもっとちょうだい!
と興味を引くことが出来ます。徐々に怖さも解けてきますよ。
ママと離れたくない場合の対処法
この場合も慣れになるので、心を鬼にしてでも送り出すことが必要です。
園にまだ入っていない子などに特に多いので、4歳・5歳はあまりないかもしれませんね。
園に入る前の子でしたら親離れのいい機会になります。
最初は泣くかもしれませんが、この場合も1ヵ月あれば慣れて一人でも行けるようになりますね。
コーチが怖い場合の対処法
コーチを変えることを頭に入れましょう。
コーチが怖いと感じてしまった場合、その恐怖心が消えることはほぼないです。
なので、受付に事情を話して相談して別のコーチの担当クラスに移りましょう。
小さい子の場合、男のコーチより女のコーチの方が怖がる可能性は低いです。理由は男のコーチの場合見た目が怖く感じたり、口調が怖く感じてしまったりするようです。
苦手な項目がある場合の対処法
これは一度コーチに相談を入れてみましょう。
相談を入れるとより熱心に指導をしてくれるはずです。
ただ、顔付けや浮けるようになるには水を怖がってしまう子の場合、時間がかかります。
なので、相談したからといってすぐに出来るようにはならないかもしれません。
ですが、長期的に見ても相談しない手はありません。
相談するとそれだけで意識するので何とかしないとという意識がコーチにも芽生えます。
機嫌が悪い時の対処法
結論から言いますとコーチに託すしかないですね。
プールに入れてしまえばレッスンが終わるまでは帰れませんからやるしかないですw
余りにもひどい場合は別に日に行くのも手ですが、駄々をこねたら行かなくて済むと思うと行きたくない時はずっとわがままを言う可能性もあります。
「がんばったらお菓子買ってあげる」など物でつるのもアリですが毎回となると出費がかさみますしね。
コーチもこのようなケースには慣れています。泣いてくる子はよくいるのでw
ですので、何故嫌がっているのか伝えれる場合は伝えて、後はコーチに任せましょう。
案外帰りは笑顔で帰ってきますよ~w
スイミングを楽しいと思わせるには
では、子どもにどうしたらスイミングを楽しいと思って貰えるのでしょうか
実際に家でもすぐに活用できることは以下3つになります。
それでは順に解説していきます。
プールの後に出来たことを沢山ほめてあげる
褒めてあげるというのはかなり有効です。
自己肯定感の向上にも繋がるし、褒められるとやる気が湧いてもっと頑張ろうと思えます。
どんな小さなことでもいいので、プールが終わった後や、日常のお風呂に入っている時なんかに褒めてあげて下さい。
「お顔付け出来たね」や「お顔にお水掛かっても平気じゃん!凄いね~」などできるだけオーバーリアクションで褒めてあげると滅茶苦茶喜びますね。
コーチングを行うにあたっても、褒めて伸ばすというのは必須なんです。
一番ダメなことは「怒る」ことです。「怒る」とは漢字を分解すると「心の奴隷」となります。
「怒る」行為自体は自分の感情をそのままぶつけてしまっているだけです。
その時の行動は止まっても根本的な解決には至りません。
なので、「怒る」のではなく「叱る」ようにしましょう。
「叱る」とは相手の非を認め話をきっちり聞いたうえで、次にどうしたらいいのかを示す行為になります。
正直いうと頭でそれが分かっていても、怒ってしまう事もあります。
どんな人でも勿論ムカついたり、イライラすることはあります。
筆者は、そのような場面に遭遇した時一度深呼吸を入れて自分を落ち着つかせてから子ども達に接するようにしています。
深呼吸を一回入れるだけで、かなり落ち着きますよ。
また、5秒~10秒開けるだけでも沸点は下がっていくらしいのでそのくらい開けるだけでも有効です。
話が少しづれてしまいましたが、沢山出来るだけ大げさに褒めてあげましょう。
そうしていく内に水が好きになっていってプールに行くのも楽しみになるはずです。
またコーチングについて参考にした文献は以下です。
実際に仕事でもコーチングは生かせるのでかなりおススメです。
ちなみにこの本がコーチングを学んでいく中で、一番分かり易く実践しやすかった本です。
お風呂で水慣れの練習を行う
褒めてあげる行為だけでも好きになるかもしれませんが、実際に家でも水慣れを行っていくと褒めれる場面も増えて問題解決が加速するはずです。
ですので、先ほども記載しましたがお風呂で水慣れを行う事は有効です。
いきなり顔付けが難しい場合は、頭に水を掛ける所から徐々におこなって行きましょう。
より詳しい水慣れの行い方は以下の記事にて解説していますので参考にしてください。
家族でプールに行って遊ぶ
これは手軽に出来ることではないので、参考程度に。
夏などプールシーズンが来たら家族で出かける際にプールに行くこともあるかと思います。
その際に水の中で遊んだり、泳いだりするのを見たり体験すれば、子どもも泳ぐことに対して興味を持ちます。
その結果、水に興味を持ったりスイミングに興味を持ったりするきっかけになるはずです。
実際にプールの中で遊ぶことは楽しいです。泳がずともボールを使って遊んだりするだけでも楽しいのでプールに行くこと自体もおススメですね。
それでも嫌がる場合は辞めるべきなのか
対処法を一通り試してみて尚、嫌がり手に負えないようあれば一度休会を検討してみるのをおススメします。
退会まで行かずとも数カ月間をおけば、解決される場合もあります。
それでも、ダメだった場合は一度退会して小学生に入ってから再入会を検討しましょう。
いきなり辞めるのを考えるのはおススメしません。
子どもにスイミングを習わせた時の最初の思いや達成目標を思い出して下さい。
焦らずに成長を見守りましょう。
まとめ
今回の記事では、3歳、4歳、5歳を対象にスイミングを嫌がる理由とその対処法を解説いたしました。
また、軽くですがスイミングを楽しいと思って貰うために家でも出来る事を解説いたしました。
もっと詳しく知りたいという方は以下の記事で解説しておりますのでご覧ください。
子どもがスイミングを嫌がるのには何か理由が存在します。まずはしっかりと話を聞いて上げてその上で対処をしていって下さい。
また、初めてスイミングに行く場合は、ママと離れるのが嫌や怖いことから泣く可能性が大なので心積もりしておきましょうね。
当ブログでは、ランニング、水泳に関する知識を初心者の方にも分かり易く発信していきます!
今後もどんどん配信していく予定なので楽しみに待っていてくださいね!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
またね~!(^^)!