
バタフライを泳いでいると25ⅿ泳ぐので精一杯だったり、なんとか泳げたとしてもすぐに次の25ⅿはいけない方は多いと思います。
4泳法の中でもバタフライは特に疲れる泳ぎです。
それもそのはずで、一回一回のストロークとキックで全身を使います。

それは疲れますよ。そんな泳ぎバタフライだけです。
そして、なんとか25ⅿ泳ぎきっても

フォームぐちゃぐちゃでなんだか溺れてるみたいになってると思うにゃん
と思う方もいらっしゃると思います。
筆者自身もそうでした。コーチ業をするまではバタフライは本当に苦手でした(今でも苦手ですが)
25ⅿ泳いでも、半分までは綺麗に行けた!と思っても後半ぐちゃぐちゃになるし泳ぎきったら泳ぎきったで滅茶苦茶しんどいしでいい事がない!と思っていました。
ですが、動きを1つ1つ見ていくと意外と単純で実は難易度そこまで高くないんです。
今から解説していく5つのコツを意識して頂ければ、バタフライは綺麗に泳げるししんどさも軽減されます。(元々一番疲れる泳ぎなのでとても楽になることは無いです)
バタフライを楽に泳ぎたい人
ダイエット目的の人
バタフライを美しく綺麗に泳ぎたい人
この記事を最後まで読んで頂ければ、バタフライを美しく綺麗に泳げるようになります!
バタフライが難しいと感じてしまう理由
まず初めに、バタフライが難しいと感じてしまう理由について解説していきます。
理由としては多くありますが一番よくある理由は、ストローク(手の掻き)を入れて呼吸をする際に身体が水面から上がり切らない為、上手く呼吸が出来ないことが上げられます。
この状態になってしまうと後に響いて来るんです。
2回目のストロークの際も身体が上がり切らず呼吸が上手くできない。
そして本来バタフライは水面の上をリカバリー時(手を掻いてから元の位置に戻す動き)通りますが水の中に沈んでしまう。
こうなってしまうとキックも弱くなります。
では、どのように直せばいいのか?結論を言うと潜りすぎずに水面近くで常に泳ぎ、手と足のタイミングを合わせます。

いやいや、それが出来たら苦労しないにゃん…

それにはコツがあるんだよ。コツさえ分かれば後は意識して改善していくのみだよ~
美しく泳ぐ為のコツ5選
それではここからは美しく泳ぐ為のコツを解説していきます。意識するポイントは以下の5つです。
それでは順に解説していきます!
うねりを出しすぎない
バタフライを習得する際、うねりながら泳いでねと習ったと思います。
これは一度忘れて下さい (忘れないで下さい)
ちょっと大げさに言いましたが、確かにバタフライにはうねりが必要です。
ですがうねりすぎては返ってしんどくなってしまうんです。
うねって潜ります。潜りすぎると手を回す時が大変になってしまいます。
そして潜りすぎると前に進まないです。
前に進まないという事はその分ストローク(手の掻き)とキックの回数も増えるのでこれまたしんどくなります。
なので、うねりは少しだけ入れて下さい。
そして極力潜りすぎずに出来るだけ水面で行うのがポイントです。
手は水面ギリギリを通るように
リカバリー(手を元の位置に戻す動き)は水面ギリギリを通って返します。
この時に手を水面から上にしすぎてしまったり、逆に水の中を通ってしまうと疲れます。
一番楽なのが水面ギリギリを通す事です。
この時、親指が水面側に来るように戻すと次のエントリー(入水)がやりやすいですし、なによりカッコよく見えます。
リカバリーは横からスッと出す
リカバリー(腕の返し)は、横から出します。
たまに後ろ(背中)に回しすぎて返ってやりにくくなってしまっている方がいます。
手の掻きが身体の横に来たらそこから背中の方には持っていかずに回すのがポイントです。
腕って回し方を間違えると結構しんどいんです。
特にリカバリー(手の返し)は特に進むわけでもないので楽にやるに越したことは無いです。
第二キックを強く
これは、呼吸にも繋がります。第二キックを強くすることで呼吸時身体が上がりやすくなり行いやすくなります。
バタフライのキックは2回打ちますがそれぞれ役割が違います。
第一キックは前に進むキック、第二キックは前に進むというより身体を持ち上げるキックです。
手と足のタイミングを合わす
一番重要だと言ってもいいのが手と足のタイミングです。
手を入水した時に第一キック、手を掻き始める(キャッチ・プル)から呼吸する際に第二キックを入れます。
バタフライはリズムが大切です。
ドンドン・ドンドンのリズムで足と手のタイミングを取ります。
平泳ぎよりはリズムを取りやすいので意識すればバタフライのタイミングは取れると思います。
手を入れた時に一回、手を掻いて顔をあげる時に一回と覚えておくと分かり易いです。
美しく綺麗に泳げば楽に泳げる
ここまで美しく綺麗に泳ぐ為のコツを紹介してきました。
美しく泳ぐには、潜りすぎずに水面近くで常に泳ぎ、手と足のタイミングを合わせる。ことが必要になってきます。
意識すれば変えられるポイントもあれば練習が必要になってくるものもあるかと思います。
少しづつでもいいので意識して改善してみて下さいね。
当ブログでは、ランニング、水泳に関する知識を初心者の方にも分かり易く発信していきます!
今後もどんどん配信していく予定なので楽しみに待っていてくださいね!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
またね~!(^^)!